大前提としてですが、アニサキスと同様に素人がイカを生食調理しようとすると痛い目にあいます。
精莢には自動性があり、ミサイルのように射出する機能はイカの死後も一定時間保たれているそうです。
さらに精莢の発射装置には食塩処理や湯通しに耐えるとされ、包丁などの調理器具に付着した精莢によっても刺創を引き起こす可能性があるんですよね。
冷凍保存されたイカの精莢は射出能を失うとされており、これまでに冷凍イカの精莢による刺創の報告例はないので、少しでも危険だと思ったら一度冷凍するのが良さそうです。
精莢はタコにもある?
精莢で検索してみると、関連ワードに「 精莢 タコ 」というものが見受けられました。
ということはタコについても同じように生食の場合は注意が必要なのかと思い調べてみたのですが、どうもそういうわけではなさそうです。
あくまでも鋭さがあるというか、針みたいな形態となっているのはイカだけのようなので、タコに関してはそこまでナーバスにならなくても良いのかなと。
危険なのはイカの生食。とだけ覚えておきましょう。
まとめ
今までは「 いかそうめん 」をはじめとする、加工済みのイカを生で食べていたので全く気にしていませんでしたし、幸いにも被害に遭ったことはありませんでした。
もっとも、これから先、何かの拍子に釣りに目覚めてイカを吊り上げ、その場でさばいて食べるなんてことが起きないとは言い切れません。
今回の知識を無駄にしないよう、もしイカを丸ごと生食するようなことがあれば慎重に、というか何なら専門家がいる時のみにしようと思いました。
痛いのは嫌ですからね(笑)
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