現代の医療技術は目覚ましい進歩を遂げており、私たちは快適な治療を受けることができていますよね。
もっとも、当然ながら最初からこうだったわけではなく、ここに至るまでには色々な過程を経ているわけです。
本記事では、そんな完成される医療の前進となる、今では信じられないような器具の数々をまとめています。
鉄の肺
ポリオ・ワクチン開発前の1937年頃~1950年代まで使用されていた人工呼吸器の一種です。使用していた子供たちは生き残ることはできなかったそうですね…。
日焼け器具(赤ちゃん用)
くる病というビタミンDの欠乏により発症する病気は骨を弱らせるもので、現代であればサプリの摂取だけで改善できるものです。
もっとも、当時はサプリなんてものはないので、赤ちゃんに紫外線人工灯をあてていたみたいですね。
ペスト医師とその治療
感染症のペストは当時悪性の空気から感染すると信じられていたため、長いくちばしの中にハーブや花など良い香りのものを詰めていたそうです。
また、ペスト感染は神罰だとみなされており、鞭で打つなどの苦行を与えることも治療の一環とされていたみたいですね。
顔面形成外科器具
顔にある傷を隠したり、失ったパーツを補うための形成外科用の器具です。
この写真のマスクや義眼などは、顔に負った傷を隠すために作られたもののようですね。
脊髄矯正器具
この器具は背骨などに問題がある人も、日に数分から数時間は歩けるようにしてくれるという触れ込みで出回ったものです。
しかし、実際は木製で恐ろしく重いため、病人の場合は数センチしか動かせない代物だったみたいですね。
なお、この写真は広告として使用された写真のようです。
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