大谷翔平選手（29）の口座から約24億5000万円もの金額を不正に送金したとして、連日報道を賑わせている水原一平さん（39）ですが、12日に政府と合意した保釈金を支払ったことで保釈されました。
保釈の条件として大谷選手との接触を禁止、パスポートの返納、ギャンブル依存症のプログラム治療が課されてはいるものの、投獄されるわけではないので自分の時間を一切作れないということも無さそうです。
そうなってくると彼の精神状態によっては、最悪の結果を招いてしまう可能性だってあるかもしれません。そこでそういった可能性はないのか過去の例と比較してみました。
水原一平のギャンブル依存症による自殺の可能性
まず、水原さんはギャンブル依存症という病気を患っています。これは精神的な病気であり、止めたくても止められないという非常に厄介な病気でもあります。
水原さんもそうでしたが過去ギャンブル依存症になった人によると、どんどん借金がかさんでいく中で、何とかして軍資金を得ようとして他人のお金に手を付けたり、果てはオレオレ詐欺を始めとする犯罪に手を染めて取り返しがつかなくなるという事も良くあるそうです。
もっとも、この場合はお金にまつわるトラブルに止まっていて、あるとすれば闇金などに手を出して借金取りに追われる生活が続き、逃げ切れないと感じた段階で自ら命を絶つケースのようですね。
水原さんが今後抱えた借金をどうしていくかはわかりませんが、これ以上犯罪に手を染めたり、消費者金融などからお金を借りないようにすればこうしたリスクは避けられると思います。
水原一平が鬱により自殺する可能性は？
ギャンブル依存症の患者は経済的に追い詰められたり、今回の水原さんでいうと社会的にも追い詰められていることから、うつや不安の症状を併発する可能性が高いそうです。
過去、コロナ禍で有名人の自殺が相次いだことがありましたが、この原因も自粛によって精神的に追い詰められたことによるうつ病の発症と言われていました。
水原さんも今回、ギャンブル依存症のプログラム治療とパスポートの返納によって自由な行動が制限されることから、精神的に追い詰められてうつ病を発症するリスクは高いと言えます。
うつ病は回復傾向にあるタイミングが一番精神的にも不安定になると言われているため、常に水原さんの動向を把握し目を離さないようにする必要がありそうですね。
水原一平がアルコール依存により自殺する可能性は？
水原さんは元々お酒が好きで、ロスにある日本酒の工場で働いていたことがあるという話もあります。
前述した通りギャンブル依存症には精神疾患の合併が多く見られ、アルコール乱用や依存症もその中の一つと言われています。
海外では自殺とアルコールの関係がかねてから指摘されており、その原因として①急性の影響と②慢性の影響があるとされています。
いっそのこと死んでしまいたいと思うことと、それを実行に移すこととの間には大きな隔たりがありますが、アルコールによって正常な思考や判断能力が低下してしまい最後の一線を容易に踏み越えさせてしまうようです。実際に、アルコール依存にある中高年男性の自殺者の多くが酩酊状態だったとのことでした。
他方、アルコール依存にあることで長期的には抑うつ状態を作り出す傾向にあります。こうした抑うつ状態が自殺のリスクを高めるというのは前述したとおりです。
おわりに
これだけ大胆な行動をとるメンタルがあるのだから、水原さんが自殺するわけがない。そういう意見を目にしましたがこれまでも「まさかあの人が」ということはたくさんありました。
確かに犯罪に手を染めはしましたが、これまで大谷選手を支え、たぐいまれな語学力を発揮していたことには変わり在りません。
そういった才能をまた活かして社会復帰が果たせるよう、家族はもちろんの事、周りにいる人が常に気にかけてそういったリスクを排除して欲しいと願わずにはいられません。
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