建物として利用されなくなった廃墟はまったく実用的価値のないものだ。だからこそ、そこには美的価値が生まれ、訪れる者との間に不思議な距離を生み出す。だが、その不思議な距離は廃墟が“家”として見られた瞬間に消失し、廃墟は生活のための道具になってしまう。
ティッセン氏の写真が我々に見せてくれているのは、廃墟だけが持つそんな儚い距離に他ならないだろう。
出典:TOCANA
まとめ
なぜかは分かりませんが、廃墟のこうした光景はロマンがあるというか、思わず見入ってしまう魅力がありますよね。
ちょっとだけ怖くもあるので、怖いもの見たさみたいなものがあるのかもしれません。
もっとも、「 廃墟 」というくらいですから安全に配慮されてはいないでしょうし、所有者の許可が無ければ不法侵入になってしまいます。
立ち入りたい気持ちは理解できますが、しかるべき手続きを取って堂々と見学するようにしましょう。
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