8月26日から春日部駅に掲載されている、「クレヨンしんちゃん」のポスターが泣けるとTwitterで話題になっています。
同広告は「Oisix」とコラボした交通広告で、これまで第1弾として5月に「野原みさえ」、第2弾として6月に「野原ひろし」をそれぞれ起用しメッセージを掲出していました。
今回、第3弾として起用された「野原しんのすけ」ですが、そのイラスト共に描かれているメッセージが泣けるというのです。
そこで本記事では、その広告の内容と実際の反応についてまとめています。
春日部駅に掲載されているしんちゃんの広告の内容とは?
実際に掲載されている「クレヨンしんちゃん」の広告がこちらになります。
出典:臼井儀人「クレヨンしんちゃん」(双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADX、1990)
- かあちゃん、楽しい夏休みをありがとう。
- 母ちゃんの夏休みはいつなんだろう。
- かあちゃんがもっと楽しく過ごせたら夏休みはもっと楽しい。
これは私の勝手な解釈ですが、照れ屋なしんちゃんが一番伝えたかったであろう「かあちゃんがもっと楽しく過ごせたら夏休みはもっと楽しい。」という発言を、うしろを向きながら言っている感じがポイント高いですよね。
面と向かって伝えるのが恥ずかしいから、うしろを向きながら言っている。みたいに読めて個人的には一番好きな広告です。
しんちゃんの広告に対する実際の反応
では、実際にTwitterでの反応はどういうものだったのでしょうか。
うるっときてしまった。
春日部駅。しんちゃん。 pic.twitter.com/RPb9Pckcns— 💡らいとºoº💡 (@l___light___l) August 26, 2019
春日部駅のしんちゃんのポスターむっちゃ泣きそうになった。 pic.twitter.com/CqBRGHTvxk
— みぃ (@mochifuwa05) August 26, 2019
Oisixとしんちゃんのコラボ第三弾「かあちゃん、楽しい夏休みをありがとう」が、トレンドのトップで紹介されてうれしい。見たお母さんたちが「泣きそうになった」と書いてくれてるのがもっとうれしい。掲載場所は春日部駅だけ。全国のお母さん、忙しい夏休み、お疲れ様でした! pic.twitter.com/8amJZCG6yw
— 牧野圭太@カラス/エードット (@MAKINO1121) August 27, 2019
。゚( ゚இωஇ゚)゚。
帰宅電車内で見ちゃって、必死に堪えておりますぅ😭😭😭
コレはダメよーダメダメ😭😭😭年々涙もろくなっちゃって本当困っちゃってます(((;°▽°))ハハハ
— ✾ ゆきまむ✾ (@otetegachikkoi) August 26, 2019
以上のように、おおむね好評のようで特に女性からの支持が多いという印象を受けました。
他方、中にはこういった反対意見もありました。
わかった。春日部駅のしんちゃんのシリーズのポスターを、どうしても好きになれない理由。それはしんちゃんがあんなことを言う性格じゃないからだ。その違和感がすごいんだ。しんちゃんを通じて、Oisixとか言う企業が何かを喋ってる裏側の大人が見えてしまって、苦しいんだ。
— 近藤 雄介 (@catapyLv53) August 27, 2019
なにあのクレしんのポスター
しんのすけに企業のイタコさせてんじゃねぇよ漫画のしんちゃんは絶対に言わない pic.twitter.com/guo6VdIeNe
— 二次元人ヤフール (@8140nyaruko3) August 27, 2019
しんちゃんは、特にみさえ対しては激しいツンデレだから素直にこんなこと言わないし言ったとしても最後の最後にポソッと照れながら言うくらいの解釈じゃないと納得いかないかな(クレしん警察)
oisixさんの野原家広告シリーズは毎度なんかズレてますね。
— 鳴瀬@クレしん作画本通販中 (@narusemanami) August 27, 2019
どうやら、(特に原作の)しんちゃんはこういった素直に感謝を伝えるということはしない! というのが反感を買っているみたいですね。
確かに、私のイメージでも「みさえ、お疲れ」とか「かあちゃんは夏休みなくて大変だな(鼻ほじりながら)」とかそんな感じだった気もします笑
どちらにしても、こうして話題になっている時点で広告としては成功なんじゃないでしょうか。
過去に掲載された「みさえ」と「ひろし」の広告はどういう内容だったのか
ちなみに、私は全く知らなかったのですが、過去にあった「みさえ」と「ひろし」の広告はどういったものだったのでしょうか。
まず、第1弾の「野原みさえ」バージョンは、Oisixから彼女に対してのメッセージと共に、子育てに奮闘しているシーンの画像を掲載して感謝を伝えるという広告をやっていたようです。
出典:臼井儀人「クレヨンしんちゃん」(双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADX、1990)
次に、第2弾である「野原ひろし」バージョンですが、こちらは春日部駅だけでなく、ひろしがみさえにプロポーズをした場所である北千住駅にも掲載していたそうです。
こちらも内容としては、Oisixから彼に対してのメッセージと共に、みさえとの出会いやしんのすけ・ひまわりが生まれて3人、4人(シロとで4人と1匹)のシーンを掲載して感謝を伝えていました。
まとめ
「クレヨンしんちゃん」というと、テレビで放送が開始された当初は「見せたくない番組」のほうに該当していました。
それが今では企業とコラボし、見る人に感動を与えるまでになったというのは何だか感慨深いものがありますね。
しんちゃんの広告は9月1日までの1週間限定となっているようなので、気になるかたはお早めに見に行くことをおすすめします。
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